研修ですべて教えてくれるわけではない
就職活動中に資格を取得しておくことには内定獲得以外のメリットもあります。それは、就職後に役立つ知識を身につけておくことが出来るということです。
すべての会社で入社後に十分な基礎研修があるとは限りません。むしろ、研修もないまま、いきなり現場に出ることのほうが多かったりします。
不況で研修に費用をかけることが出来なくなっているので、この傾向は強まっています。
また、仮に研修があったとしても、
基本的なことは本を読んで各自で勉強しておいてくださいというケースもあります。
業界の基礎的な知識を身につけるのに資格の勉強は最適です。
もちろん、理論と実践の違いはあります。
資格の勉強がすべて現場で使える知識ばかりとは限りません。
現場で覚えながら出ないと、身につかない知識もあります。
ただし、背景として知識を知っていると、より深く理解できるようになります。
これがないと、ただ現場作業をこなすだけとなり、応用力がつきません。
こうした観点から就職活動中に、資格の勉強で知識を身につけておくことは役立ちます。
もちろん、入社してから資格の勉強をすることもできます。
ただし、慣れない仕事は何かと疲れるものです。
仕事が終わってから、資格の勉強をするのは大変です。
就職活動も気疲れなどありますが、
比較的時間が自由なうちに勉強しておけば入社後が楽になります。